スチール写真の業界では 「太陽はひとつだけ」という有名な言葉があって、何灯使おうとも、メインは一灯だけです。どこかから強い光が当たっていて、影になる部分をそれより柔らかくて弱い光で「起こす」というのが基本。写真学校でブツ撮りとかやると、このライティングを徹底的に仕込まれます。おいらは学校には行ってないので自己流です。おいらの場合、天井の真上から人物にトップライトに強い光が降りそそぎ、あとはレフで起こしたり、傘やトレペでやわらげた光で補足します。まぁ、定番の、ごくナチュラルなライティングだな。
それが、最近では違うわけだ。特にネットのエロサイトにおいては、あくまでもメインがムービーになり、スチールはその合間に撮るようになってしまったので、照明器具もストロボというわけに行かない。ムービーは定常光でないと撮れないわけです。そこで最近、よく使われるのがRIFAというヤツなんだが、傘の中に蛍光灯やハロゲン電球が入っていて、普通はそこにディフューザー付けて使います。フィルムだったらそんなんじゃ暗くて撮れないんだが、今ではデジタルなのでカメラ側でいくらでも感度をあげられる。なので、ネット用に撮られた写真のほとんどがRIFA使ってると思われる。で、ストロボというのは点光源を自分の好きなように加工して使うわけで、長い歴史があるので、アタッチメントも豊富なんだが、RIFAではどれも似たり寄ったりで、みんな同じようなライティングになってしまうわけだ。